広木大町古墳群
美里町のおすすめスポットをご紹介!意外なみどころがたくさんある美里町にぜひお越しください。
広木大町古墳群
小山川右岸に存在する古墳群で、その多くが広木地区から沼上地区にかけて分布しています。発掘調査を実施した結果、次のことが判明しました。
- 墳形は、前方後円墳、円墳、方墳で少なくとも131基以上で構成された群集墳でした。
- 発見された埋葬施設は、横穴式石室であり、主として小山川で採取された片岩系の河原意思を利用していた。
- 出土した代表遺跡は、埴輪、直刀、馬具、勾玉・金環などの装身具及び高坏・平瓶などの須恵器でした。特に、百済系とされる須恵器の平底壺や鐔に銀象嵌を施した刀類、さらに特殊な馬装の馬系埴輪が出土した。
- 築造年度は、出土品から5世紀後半から7世紀代と推定されます。
現在は、両子塚古墳(前方後円墳)を含む8基の古墳が保存されています。
住所 | 美里町大字広木 |
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備考 | 指定年月日:昭和59年2月29日 |